闇底に積もる雪


 燗をつけに部屋を出ていた烈が戻ってくるなり、
「冷えると思っていたら、降り出しました」
と告げた。
 十四郎がそっと障子を細めに開いて外を確認すると、部屋から洩れる灯りを受けて舞い散る白が見えた。
「この様子じゃ、積もりそうだな」
「そうですわね」
 盆に乗せた徳利を畳の上に置き、烈は十四郎の傍らに腰を下ろした。
 白い手が優美な動作で徳利を持ち上げ、十四郎の盃に酒を注ぐ。一口、口に含んだ十四郎は、
「美味いな」
と笑みを浮かべた。
「春水さんから現世のお土産にいただいたお酒です。十四郎さんと呑むように、と」
「あいつの土産か。どうりでいい酒だ」
 彼に倣って盃を手にした烈に、十四郎が酌をする。
 静かな室内に、さら、さら、と衣擦れに似た密やかな気配で雪の降る音が響いていた。

 烈が初めて十四郎と会ったのは、彼がまだ真央霊術院    当時は、統学院と呼ばれていた    の学生だったころだ。
 その頃、山本元柳斎重國は護廷の総隊長職に加え、自らが創設した学院の学院長を兼務していた。古株の死神の中には彼から直接指導を受けた者も数多く残っているが、その中でも特に優秀な愛弟子として山本が目をかけているのが、現在、八番隊隊長を務める京楽春水と十三番隊長である浮竹十四郎である。この二人は学生時代から飛びぬけて優秀だった為、山本は自分の腹心となる将来の隊長という心積もりで二人に接していたようだ。
 十四郎が学生だった当時、護廷の四番隊長職を奉じていたのは烈の祖母であるりんだった。護廷に名を残す女傑である稟と山本は、当人たちの弁によれば「茶飲み友達」でもあり、気の置けない親しい間柄であった。稟から冗談めかして聞かされたので嘘かまことかは定かでないが、烈の祖父と山本が娘盛りだった頃の稟を取り合ったこともあった、らしい。
 だから、烈は産まれた時から山本に可愛がられていた。烈も「山本のおじいさま」と呼んで懐いており、十四郎に会ったその日も山本から、
「たまには顔を見せよ」
と呼ばれて、私邸に遊びに行ったのだ。
 そうして、山本から、
「愛弟子だ」
と紹介されたのが、春水と十四郎だった。
 今にして思い返してみれば、山本が真実、烈に引き合わせたかったのは春水の方ではないかと感じる。
 京楽家は卯ノ花家と肩を並べる上級貴族の家柄であったし、春水は女好きなのが玉に瑕とはいえ健康で頑健な男である。対して、十四郎は決して豊かとはいえない下級貴族の出で、病持ちの身だ。烈を孫娘のように可愛がる山本が愛弟子を彼女の婿がねにと目論んだにせよ、稟が烈の将来の夫となるべき優秀な男を紹介するように頼んだにせよ、釣り合いが取れるのは春水の方だ。
 けれど。
 烈が惹かれたのは、十四郎だった。
 春水が気に入らなかったわけではない。上級貴族にありがちな尊大さなど微塵もなく、気さくでおおらかな春水には初手から好感を持った。彼の軽妙洒脱な話術のおかげで初対面の緊張もほぐれ、とても楽しかった。素敵な男性だと素直に烈は感じたが、それでも、心に掛かったのは春水の傍らでにこにこと穏やかな笑みで相槌を打つ十四郎だった。
「珍しい髪の色ですのね?」
 彼との会話の糸口が欲しくて口にした烈に、
「これは病気でね」
と当たり前のように、さらりと彼は答えた。
「びょう…き?」
「うん、ここが、」
と十四郎は自分の右胸を指さし、
「生まれつき弱くて、時々発作を起こすことがあるんだ。うんと小さい頃に大きな発作を起こしてしまって、その時に髪の色素が抜けてしまったんだね。元々は烈さんや京楽とおんなじように黒かったんだよ」
「申し訳ありません。存じませんで…」
「初対面なんだから知らなくて当然だよ。それに、この髪、俺は結構気に入っているんだ。この髪のおかげで、みんなにもすぐ覚えてもらえるしね。烈さんはこんな色の髪は嫌いかな?」
「いいえ、いいえ」
 烈は慌ててかぶりを振った。
「雪みたいで、とてもきれいだと…」
「きれいなんて誉められたのは初めてだな。ありがとう」
 多分、それは所謂一目惚れだったのだ。
 彼が病持ちと聞いて、烈は彼の役に立ちたいと願った。
 彼女の霊力の高さに気付いていた祖母から、「死神になって、いずれは私の跡を継ぐように」と言い渡されていた烈だったが、ずっと迷っていた。抜きん出た癒しの能力を持つ父でさえ継げなかった祖母の跡が、自分に継げるとは到底信じられなかったからだ。
 そう、烈の父は、母親、つまり稟譲りの高い霊力を持っていた。癒しの能力だけなら、もしかしたら稟をも凌駕していたやもしれない。けれど、彼は死神を続けることが出来なかった。烈の父親は優しすぎたのである。
 どんなに高い霊力を誇っていても、無限ということはあり得ない。おのずと限界がある。命を賭けねばならないほどの戦場に赴く死神の救護を担う四番隊の者には、癒しの力の他に命を選別する冷静さが求められる。例えば、五人の重傷者を救う為に、全力をかければ救える一人のより重篤な者を捨てるという選択。あるいは逆に、戦場を率いる一人の指揮官を救う為に、五人の無位の隊士を捨てるという選択。その場の感情ではなく、より広い視点で多くの命を救う為の決断が出来なければ務まらない職務であった。
 気持ちの優しい烈の父親にはその選別が出来なかった。常に、目の前にいる者を救う為に全力を尽くそうとした。席次を持たない平隊士や下位席官までならそれでも良かった。無情な選別作業は上官が行うからだ。命じられるままに患者を癒してゆけば職を全う出来た。だが、下位席官に甘んじるには、彼の霊力は高すぎた。上位席官や、ましてや隊長格となるには心が弱かった。それ故、烈の父親は死神を辞したのである。
 烈には父や祖母から受け継いだ高い癒しの霊力があった。一方で、男勝りの女丈夫で「じゃじゃ馬」と呼ばれていた母の毅さを芯に秘めていた。彼女ならば自分の跡を継げると稟は見込んでいたのだが、烈はずっと躊躇っていた。
 だが、十四郎の役に立ちたいと望んだ時、烈は死神となることを選んだ。もしかしたら、自分なら彼の病を治せるかもしれない。治せないまでも、彼の苦しみを軽く出来るかもしれない。そう考えた彼女は祖母の跡を継ぐことを決心したのだ。
 稟の直属として英才教育を受けた烈はめきめきとその才能と霊力を開花させた。そして、祖母の望んだ通り、引退する彼女の後を受けて四番隊隊長となったのである。現在、十番隊の隊長職を奉じる日番谷冬獅郎という天才児が現れるまで、「史上最速、最年少で隊長就任」という記録は実は烈が持っていたのだ。

 さら、さら。
 地に落ちたそばから融けてしまう泡雪は降る時に音をたてない。大地を白銀で覆うように積もる雪は、微かに音をたてて降る。
 それに気付いたのは、十四郎と共寝をする間柄になってからだ。
 会話もなく、ただ二人で盃を傾けながら、烈は降る雪の音を聞いていた。

 彼の役に立ちたいと死神を志した烈だったが、想いを告げることはどうしても出来なかった。小娘の自分は彼に相手にされていない、と思い込んでいた。あの日紹介されて以来、十四郎や春水とはたびたび山本の私邸で顔を合わせるようになった。二人とも、烈のことを妹のように可愛がってくれた。烈が護廷に入隊してからは、友人として親しくしてくれた。だが、それ以上ではなかった。卯ノ花稟の後継者としてとんとん拍子に出世を重ね、ついに隊長職を継いだ烈に、祝いの席を設けてくれた二人は、
「もう『烈ちゃん』なんて気安く呼べなくなっちゃうなぁ」
「『卯ノ花隊長』か。烈ならいずれそうなると思っていたけど、こんなに早く隊長に就くとは正直、予想外だ。烈はすごいな」
と笑った。その時、烈は十四郎が遠ざかってしまったのを感じた。この人にとって、私は妹のようなものなのだと、想いが届くことはないのだと、悟った気持ちになった。
 以来、烈は己の恋慕の情を封じた。彼の友人として、妹として、そして主治医としての矩を超えずに接し続けた。
 けれど、強い想いは封じきることが出来なかった。塞き止められた心はやがて堰を破壊し、奔流となって溢れる日を待っていた。

 そして、堰は決壊した。

 十四郎が死にかけた子供の時以来というほどの、ひどい発作を起こして倒れたのだ。三日三晩もの間、彼は生死の境を彷徨った。枕頭に付きっきりで看護していた烈さえ、一時は諦めかけたほどの病状だった。四日目にようやく危地を脱し、意識を回復した彼は、傍らの烈を見て安心したように微笑わらい、何かを告げた。
「何です、十四郎さん?」
 小さすぎて聞き取れなかった声に、烈は半身を屈め、十四郎に顔を近づけて言葉を聞き取ろうとした。
「愛してる、って言ったんだよ。烈」
「えっ?」
 身体を屈めたままの姿勢で呆然と十四郎を見下ろす烈に、十四郎は病み衰えて力の入らない腕を伸ばした。彼女の後頭部に手を廻し、顔を引き寄せた十四郎は唇を重ねた。
 触れるだけの一瞬の接吻。
 けれど、その瞬間は烈にとっていつまでも終わらないほどの長さだった。
 堰を壊したのは十四郎。けれど、溢れる寸前まで溜め込まれていた烈の想いは、逃げ道を見つけてなだれを打った。
「わ…たしも…」
 それだけを答えるのが精一杯だった。子供のように声を上げて、烈は泣いた。彼の胸元にうつ伏して、掛け布団がびしょびしょになるほどに泣いた。
 届かないと思っていた。
 彼女が隊長に就任して以来、春水は私的な場では変わらず「烈ちゃん」と呼んでくれたが、十四郎から「烈」と呼ばれることはなくなった。代わりに呼ばれるのは、他人行儀な「卯ノ花隊長」。隊が違えど席次の点では、十四郎は席官で、烈は隊長だ。公の場で「隊長」と呼ばれることは平気だったけれど、勤務を離れ、他に人の目もない場でさえ「隊長」と呼ばれることは身を斬られる痛みを烈にもたらした。
 失ってしまうかもしれない恐怖の果てに、彼から告げられた想いは、烈の自制心も隊長としての矜持も粉々に砕いてしまった。
 後にも先にも、烈が十四郎の前で泣いたのはあの時だけである。

 十四郎が春水と前後して、十三番隊の隊長に就任した日。
 祝いに欲しいものがないかと問うた烈に、十四郎はただ一言で答えた。
「烈」
 病持ちの十四郎は彼女を幸せに出来ない自分が迂闊に触れてしまうことに、強い罪悪感を持っていた。それでも、愛しいと思えば、触れたいという欲望も募る。彼の葛藤を知っていたからこそ、かえって、烈は言えなかった。
「私も触れたいのだ」
とは。
 愛しているも、欲しいも、口にしたのは十四郎が先だ。けれど、烈も同じくらい、いや、きっと彼以上に欲していたのだ。祝いに彼女自身が欲しいと告げられた時、烈は躊躇いもせずに自ら帯を解き、彼の前に身を投げ出した。

 さら、さら。
 雪は降り続ける。

 この人は、きっと今晩は私を帰さない。
 彼女は帰らないつもりで、ここに来た。

 今日は帰らない。
 帰さない。ずっと共にいたい。

 言葉にしなくても互いの想いは分かっている。
 だからこそ、これはちょっとした賭け。
 どちらが先に分かりきっているはずの心を言葉にして確認するのか。
 勝っても、負けても、どうということない、けれど真剣な駆け引き。

 さら、さら。
 さら、さら。
 間断なく続く音に、もう外はうっすらと白く積もり始めたろうと、烈は思う。障子を開けば、闇の底は仄白く輝いているはずだ。
 池の岸辺に群生しているよしの穂が、積もった雪の重みに耐えかねたのだろうか。とさっ、と乾いた音を立てて、雪の塊が落ちる音が響いた。
「烈」
「はい」
「今日は泊まっていくだろう?」
「はい、そのつもりで参りました」
 今宵の敗者は十四郎。
 烈が勝者の余裕を滲ませて答えたと同時に、肩を引き寄せられ、唇が重なった。
 烈の手から盃が零れ落ちた。

 十四郎は充分に烈を抱いてやれない。
 健康で女盛りの烈が時にその身の疼きを持て余していると知っていても、彼自身、もっと彼女を抱きたいと望んでいても、病弱な体がそれを阻む。だからこそ、体調がよく、抱いてやれる日は身も心も捧げつくす気構えで、烈を抱く。
 みつあみに結われた髪が解かれ、漆黒の髪が扇のように褥に広がった。性急な、けれども相手を思いやる優しさを持った掌が、たっぷりとした量感の彼女の双丘を揉みほぐす。
「烈、どうして欲しい?」
「十四郎さんの望む通りにして下さい」
 烈の応えに、十四郎は彼女の右の乳首を口に含んだ。途端に、
「あぁ…」
と、烈は悩ましげな声を上げた。
 彼女は胸、ことに乳首を玩弄されることを好む。それも、右よりも左の果実の方が感じやすい。だから、十四郎はいつも右の乳房を充分に弄んでから、さらに鋭敏な左をいたぶることにしていた。
「じゅう…しろう…さん」
 烈の両手が彼の頭をかき抱き、しなやかな指が髪を梳く。乱れた十四郎の髪が烈の黒髪に重なり、鮮やかな白黒のコントラストを描く川の流れとなった。
「ひぁ…、あ…ん…。十四郎さん…、お願いですから…」
「何だ?」
「お願いです」
「ちゃんと言わないと分からないぞ」
「右ばっかりは…」
「左も可愛がってほしい?」
 こくこくと、烈は頷く。
 十四郎は右の乳首から唇を離した。彼の唾液に濡れた紅色の実は固くしこって存在を主張している。唇を左の乳丘に移動させ、けれど、あえて頂点の漿果を無視して、裾野から頂上に向かって舌を這わせていった。彼の左手は右乳房を弄び続け、右手は胸から腰に下りて行って、繁りに向かう道筋を愛撫し始めた。
 烈の喘ぎが激しさを増した。
「十四郎さん…」
「ン、何だ?」
「焦らさないで…」
 すぐ近くまで寄ってくるのに、すぐに離れてしまう十四郎の舌の動きに耐えかねて、烈は哀願した。
「どうして欲しいんだ?」
「…分かってらっしゃるくせに。…意地悪です…」
 癒しの聖母。いかなる時も冷静な女傑。
 けれど、十四郎に抱かれる時だけはその姿は崩れる。ただのか弱い女に戻って、ひたすらに愛する男を強請る。そのさまが可愛くて、ついつい十四郎は焦らしてしまうのだが、涙目で強請られてしまうと彼自身も意地を張れなくなる。彼女の望みのままに、彼は小さな果実のような左乳首をんだ。ただ咥えただけなのに、それだけで、烈は腰を浮かせ、びくびくと痙攣するような反応を見せた。
「相変わらず、烈は左が弱いなぁ」
「言わないで…」
「右と左じゃ、全然反応が違う」
「言わないで下さい」
「可愛いよ、烈」
 舌先を使って、扱くように実を嬲られて、
「あぁ、ん、ん。あ…ン」
と烈は十四郎の耳をくすぐるよがり声を上げた。
 十四郎の右手が烈の叢に分け入った。美しい鋭角二等辺三角形を描く漆黒の繁みをかき分けて進んでいくと、泉に行き当たった。
「ああ、こんなに濡れている」
「久し…ぶり、ですから。抱いていただくの…」
「すまない、烈」
「いいえ、いいえ、十四郎さん。謝らないで下さい」
「そうだな」
 十四郎の指がするりと烈の亀裂に飲み込まれた。一気に三本の指を挿し入れたのだが、充分にぬめっていた彼女は抵抗なくそれを受け入れた。身体はすでに耐え難い熱に浮かされていたが、十四郎の指を受け入れた火陰ほとはことに燃え尽きてしまいそうなほどに熱くたぎっていた。指が巧みに動かされて、烈の弱いところを的確に責めてゆく。
「あ、あ、ああ!」
 のたうつように、烈の腰が動く。恋の妄執から蛇身と化し安珍を焼き殺した清姫も、烈の熱には及ばないかもしれない。彼女の中で指が煮えあがっていく感覚に捉われながら、十四郎は思った。
 指と舌での愛撫は、もう限界に達していた。
 十四郎という男は基本的に不器用なくせに、どうして自分を責めたてるのだけはこれほどに巧みなのだろう。ほとんど失ってしまった烈の思考力が、かろうじて疑問を抱く。だが、その疑問の解答を考える暇は与えられなかった。乱れた思考力では洞察出来なかったが、烈が限界に達しているということは、十四郎もまたぎりぎりまで我慢を重ねているということなのだ。
「挿れるぞ」
と一応、十四郎は声を掛けたが、烈が頷くよりも早く、怒張した彼の分身は烈に侵入を始めていた。
「ひ…っ! あ、ああっ!!」
 歓喜の悲鳴が烈の紅唇から溢れ出し、応えるかの如く、腰を強く突くように抽送が繰り返された。
「十四郎さん、じゅ…しろうさん」
 名を呼ぶ声が絶えだえに途切れ始め、代わりに意味を成さない悲鳴が強くなった。
「烈、一緒に…!!」
 十四郎の言葉に、烈は涙を浮かべて肯く。
 一際強く力を入れて、牡で突き上げられ、
「烈!」
「十四郎さん!!」
 二人の精神は虚無に投げ出された。

 さら、さら。
 雪は未だ止むことを知らず、降りしきっている。烈に腕枕をしたまま眠る十四郎の表情は満たされ安らいでいるが、顔色には疲労が滲んでいた。
 十四郎が烈の欲望を存分に満たしてやれない虚弱な己を引け目に感じていることを、烈は悟っている。
「ご自分を責める必要なんてないのに…」
 そっと彼の髪を撫で、烈は呟いた。
 彼の弱さも、強さも、全てをひっくるめて愛しいのだ。なかなか抱いてはもらえないからこそ、共にいられる時間は濃密で、烈はいつも我を忘れて彼に縋っているというのに。
「馬鹿な方…」
 さら、さら。
 さら、さら。
 十四郎と結ばれるまで、気にも留めなかったことがある。
 例えば、積もる雪は微かに音をたてて降るということ。
 例えば、雨上がりの晴天の日は虎鶫とらつぐみの声が遠くまでよく響くということ。
 例えば…。

 さら、さら。
 さら、さら、さら。
 雪は降り続けている。

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2010.01.25